浅海小学校創立150周年記念キャンドルアートで思ったこと
2023.10.03
浅海小学校創立150周年記念キャンドルアートが、9月30日におこなわれました。
そこで使われた灯篭は、小学生が夏休みに自発的に参加して、絵を描いたもの。
私が所属している愛媛デザイン協会でお手伝いをさせて頂きました。
小学生に、先生!といわれ、上機嫌になるわたし。
正直こどもの可能性は無限大!言葉や、行動のひとつひとつが面白く、一緒になって笑いながら絵を描きました。
当日はペットボトルの空きプラをカットして、付箋布を巻いたものにキャンドルを入れ、18時からみんなで点火。
チャッカマンが固くて、小学生には大変な作業。
でも卒業生は最後のキャンドルアート。いろんな思いを馳せているんだろうな〜。
日が少しづつ沈んで明かりが煌々としてきました。
日が落ち、あたりが暗闇になるとキャンドルの光が幻想的に。
本当に綺麗で感動。
この浅海小学校からは7人が卒業します。来年の入学生は1人だそう。
こんなにすばらしい場所なのに、人が出て行く。
今の時代を象徴しています。
いいものがどんどん少なくなっている、こんなところに危機感を持たないといけないと思う。
デザインの力でなんとかできないかな〜と。本気で思う夜。
正直、今、多くのすばらしい仕事に恵まれているけど、同時に疑問をもつ仕事もある。
勝手な考えだとは思うけど、そんな疑問をもつ仕事より、
理屈じゃなくて、こういう場所で、デザインが人の役に立てればと思う。
そんなことを考えた夜でした。